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氏 名所 属
服部 正規 酒田JC 理事長

■ご意見の内容

◆これまでの道路政策に対しての改善点
 ・中央のマスコミや中央省庁の役人等、地方の現状がわからない人間は、地方に出向いて、冬期間の厳しさやネットワークが繋がっていない等の地方のインフラ整備の不十分さを認識してもらいたい。
 
◆無駄な道路整備について
 ・首都圏の道路整備は無駄と感じる。公共交通網が発達している都市部では、公共交通機関を有効に活用し、CO2対策に大いに貢献してもらいたい。
  
◆優先度が高い道路施策について
 ・中国に代表されるアジア諸国との貿易を考えると、日本海側の道路整備は必要不可欠。現在の日本海側の道路整備の現状では、流通の範囲が限定されている状態であり、産業の発展の大きな壁となっている。
 
◆その他道路整備に関する意見について
 ・競争社会の現代では、スピードが命。インフラ整備が未完成であると競争にもならない。
 ・庄内地方の産業は大部分が農業に依存しているため、新鮮な野菜等を迅速に都会に輸送することが地域を支える上で非常に重要なことであると考える。インフラ整備が不十分である庄内地域は、そういった他地域への提供がうまく機能していない。
 ・若者の地元離れの影響もインフラ整備の遅れが原因ではないかと感じる。
 ・高速の料金に関しては、値下げしなくてもいいのではないか。それなりの車線数が確保されていて、高速移動が利用者に提供できているのであれば問題はない。
 ・ドライバーの心理から見ても、山側を来るより海側を来た方が、精神的・肉体的にも快適感が大きいため、日沿道の更なる整備促進を望む。
 ・市町村の合併には、いささか疑問を感じている。主要な地域の意見に立場の弱い地域の意見が飲み込まれてしまう危険性があると危惧している。