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氏 名所 属
早川 光樹 農事組合法人南総エコロジー 代表

■ご意見の内容

・産業−観光−道路利用は連動している。個々のものとしての考えでは成り立たない。
 南房総の産業が衰退すれば、観光が衰退し、道路利用も減少する。原点としてあるのは一次産業である。道路の有効活用を考えるのであれば、道路予算で一次産業へ投資するなどの逆転の発想もあっていいのではないか。
・道路建設もメリットもあれば、デメリットもある。しかし、デメリットをしっかり伝えていなし、予測して対処方法を考えていない。個々の利益を考えるのではなく、地域全体として考えることが重要。
・それぞれの道路はどのような交通のための道路かを明確にすべき。それにより、利用目的別に料金設定が異なってもいいのではないか。輸送目的の道路であっても、現行の料金体系は一律に設定されているためトラックは、料金が高いので高速道路は使わない、という現象が起きている。
・高速道路料金の設定も利用状況を調査し、柔軟な料金設定を考えるべき。
・有料道路もすべての道路で利益をあげる必要はないのではないか。スーパーの特売品のように、利益を求めない道路があってもいい、全体での利益を考えるべき。