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氏 名所 属
平塚 正隆 (社)日本旅行業協会 東北支部 岩手地区 会長

■ご意見の内容

【道路施策の改善点】
・道路整備も使い分けが必要。移動時間を短縮するための高規格道路整備と都会から移住してくる山里構想や自然観光の一助としてアスファルト舗装をしない道路整備を使い分けることも大事では。
・一般国道4号が渋滞しているため、並行している県道の交通量が非常に多い。県道は信号が無いため、国道よりも早く移動できるが、幅員が狭く、大型車も多いため走行時に危険を感じる。高速道路のさらなる割引があれば、物流輸送の大型トラック等が国道から高速道路に転換され、国道もスムーズに走行できると思う。

【観光振興のための道路整備】
・田野畑村や沿岸地域では体験型観光が人気だが、規模は少人数である。ネックは盛岡〜宮古間の移動時間である。一般国道106号を早急に整備してほしい。
・国内観光は2泊3日が主流。限られた時間を有効に使う場合、沿岸地域まで周遊すると1日かかるため、周遊ルートに取り込めない状況である。
・岩手県などから沿岸地域の商品化を依頼されているが、観光振興のためにも一般国道106号を早急に整備してほしい。
・観光と道路の関係から言えば、周遊ルートの確立が重要。そのためには一般国道106号の高規格整備や遠野IC〜仙人峠道路間の区間も早急に事業化してほしい。そうすれば、盛岡を中心に沿岸地域も周遊することが可能となる。
・岩手県を横断できる横の整備をお願いしたい。沿岸地域には豊富な観光資源があるが、そこに行くまでの手段がないと、所詮、地元の為の観光地にしかならない。そうならないためにも盛岡〜宮古の一般国道106号等の横の道路整備をお願いしたい。

【道路に関して無駄と感じること】
・国道に並行して立派な農道や林道があるが、必要であろうか。