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氏 名所 属
平田 登基男 鹿児島工業高等専門学校 教授

■ご意見の内容

【これまでの道路政策に関する改善点】
 ・主要公共施設からのアクセス道路の整備が不十分。
 ・鹿児島の場合、空港からのアクセスが弱い。宮崎空港はJRが直接乗り入れしていたり、福岡では地下鉄がつながっている。
 ・大隅半島はもっと道路整備が必要である。例えば志布志港湾へのアクセス道路が不十分なため、志布志市は畜産でがんばっているのに物流が良くない。
 ・中央、地方のバランスがとれた政策が必要である。中央都市は、非常に早いペースでインフラ整備がされているのに地方は、何十年もまたされている。
【今後の道路政策について効率化を重視すべき点】
 ・地方のインフラ整備を図るためには、道路特定財源は確保する必要がある。
 ・有料道路で通行料金が高くて利用が少ないというのは、料金を下げてでも利用してもらった方が良い。
【道路に関して無駄と感じる点】
 ・地方の道路は無駄と言えるほど道路整備を行っていない。
【今後の道路政策で優先度が高いもしくは低いと考えている点】
 ・地方の高規格道路は、急いで整備する必要がある。
 ・主要公共施設からのアクセス道路の充実を図る必要がある。
 ・災害に強い道路整備を行う必要がある。
 ・道路のメンテナンスの問題、ライフサイクルコストの合理化を図る必要がある。
【その他】
 ・シーニックバイウェイや道の駅の整備は、ドライブを楽しむという観点から良い。
 ・空港からのアクセスを良くしないと、海外からの旅行者から良い印象が得られない。海外(中国、韓国)からの旅行者を他県に奪われてしまう。
 ・鹿児島は、大隅半島が栄えるように道路整備を行う必要がある。