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氏 名所 属
日置 一男 羽島市観光協会 会長

■ご意見の内容

1) 高規格幹線道路の整備に予算がつけられ整備が進んでいる反面、高速道路と地域を結ぶ道路の整備が遅れている。高速ができて便利だが、ICを降りた下の道は渋滞していて不便だ。

2) 岐阜羽島周辺では河川に橋梁が少なく、東西の交通が弱い。公共交通は弱く、車で通勤せざるを得ない状況だが、渋滞のため早朝に家を出ないと間に合わない状態。

3) 木曽川に計画されている加賀野井大橋を早期に整備して、大垣の258号から岐阜羽島を通って愛知県に結ぶ東西の軸を整備してほしい。これにより通勤の利便向上や、高速が大渋滞したときの観光バスなどの迂回路、また、愛知からの来訪者の増加など期待できる。

4) 高速道路についてだが、東海北陸の一宮JCTができてから年中一宮JCTから一宮IC間が渋滞し、毎日その影響が岐阜羽島ICまで及ぶ事態になっている。新路線が連結される既存路線側の手当も積極的に進め交通の円滑化を図ってほしい。

5) 冬季には雪で規制されるケースが多いため、雪国の道路のような融雪設備をもっと沢山整備してほしい。

6) 観光面では、道の駅がほしい。岐阜羽島では高速インターと新幹線の駅が接近しているため、東濃地方の修学旅行生徒でさえもバスで岐阜羽島へ来て新幹線に乗り継いでいる。バスが寄りつけない名古屋駅に比べ駅にバスが乗り入れできるメリットがある。しかし、一方でバスが時間調整をする機能がない。周辺の渋滞で時間が読めないため岐阜市内での時間調整にはリスクがある。現在は駅前の路肩に多数の観光バスが停車し時間調整する状況があるが、市街化の進展によりこれも問題。高速インターと新幹線を結ぶ道の駅ができれば、そこに立ち寄る観光客も多く期待でき、列車に乗る前に土産物を購入するなど経済効果も期待できると考える。

7) 道路財源の一般財源化は止めるべきだ。