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氏 名所 属
古谷 和之 特定非営利活動法人 WAOニセコ羊蹄再発見の会 理事長

■ご意見の内容

○シーニックバイウェイ北海道の活動当初、住民や地域の人に北海道横断自動車道(黒松内〜余市)、岩内共和道路、赤井川道路は賛同していただいた。
○現在は多様化していて、例えば移住してきた人等からは、そんなに道路は必要ではないという声がきこえる。
○地域の人と、この地域にあこがれて不便な生活をするために移住して来た人との考え方の差が大きい(その中で、環境を残せという移住者の声が取りあげられることが多い)
○地域に昔から住んでいて、道路整備の必要性を感じている人の声の統一が益々必要。
○ぜんぜん関係のない場所や、現地に住んでいない人が上げる声だけが通っており問題。
○観光とは心や体にとって健全になる場を目指しているのだから、住民の理解・次世代への資産という点からも、一般の道路と観光地の道路との差別化を図ることも必要。
○観光地では道路を走行時に、やすらぎを覚えるような景観や特性を重視する必要がある。
○道路で変な印象を与えない、地域の特徴を生かした道づくりが重要。
○多様化した意見を調整するためのルールづくりが必要。(地域の合意形式)
○地域が声を出せない。(声は少数派に負けている)→昔から住んでいる人には、行政が反対派の意見しか聞いていないように見え行政に不信感を持っている→地域に住んでいる当事者の意見を吸い上げること、また、その方法も考えることが必要で、行政との信頼関係の再構築に繋がるだろう。
○景観条例を地域で生かすには、国・道・役場・住民を中心とした連携がとれていないとだめであり、シーニックバイウェイ北海道の活動を通してを開発局の敷居の低さや情熱は理解できるので、引き続き連携を図っていきたい。