・本アンケートは工事や事業ありきで考えている。その前段としてやることがあると思う。例えば、自己満足にならないためにも道路利用者の考えをチェックする事。コスト減ばかりを考えているが何が必要か見極めて、適正価格を考えて欲しい。

・単純にコスト減に終始するのではなく、工事の必要性・適正価格をしっかりと検証する必要がある。最近の大手民間の不祥事がそうであるように、コンプライアンスを軽視し、コスト縮減にのみ走ると安心・安全や社会の信頼などを失っていく。予算や経費を抑えるには、無駄を省いて効率化を目指して欲しい。

・道路は、文化の基になる。道路が人の流れ、街、交通をつくっている。

・道路政策の効率化の徹底という観点で言うと、特に国民の意見の反映は、道路利用者の考えをチェックすること。事業の透明性は、適正価格を考えて欲しい。また、事業のスピードアップは、他の新しい施設が出来るときに道路が出来ているかどうかで施設の価値も違ってくる。　

・無駄な道路は無いが、道路工事に時間がかかりすぎている感じがある。その分人件費がかかり、結果として工事費が高価になっているのではないか。

・道路政策の重点化について、最重要なのは交通事故対策。便利になるはずの道具が、人の命を奪う。こんな悲しいことはない。歩行者、自転車、車が共存できる道路をつくって欲しい。道路景観の改善は、人が歩くために必要である。忙しい現代において、緑が人間を癒すものである。災害への備えも重要である。利便性ばかり追求しないで、安全・生命を考えて欲しい。

・前回も話したが、道路は生命の源である。人間にたとえるなら血管の役目を果たしている。表に出ないものかもしれないが、無くてはならないものである。今後も整備して欲しい。