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氏 名所 属
古川 郁夫 鳥取大学 農学部 教授

■ご意見の内容

・中国地方は、人口、GDPでは全国の6%であるが、森林面積は9%を占める。Co2削減という観点で森林保全は重要な取組である。今後は、林業の活性化という面だけでは無く、資源保護、環境保全を支援する道路整備も、国土交通省として取り組んで良いのではないかと考える。

・災害時の救援活動、救急医療活動を支援するという点で、安全・安心な道路ネットワークの整備が重要である。特に、大規模医療施設への患者搬送時間の短縮は、安全・安心な暮らしを実現していく上で、重要。

・日本海側の道路については、危機管理対応の観点で、高規格な道路整備は重要である。

・今後、国土形成計画で広域地方圏の枠組みの議論も進展していくことが考えられるが、各地方圏域で必要なる道路については、その財源が確保されることは、広域地方圏に移行する前には、当然考えておく必要がある。