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氏 名所 属
藤田 光久 長門商工会議所 会頭

■ご意見の内容

 長門市長時代、山口県の山陰自動車道期成同盟会の会長を務めていた。国幹審に上げて貰うために陳情等に努力したが叶わなかった。失敗したのは、行政サイドだけで進めたことである。民間商工団体など、地域を挙げて陳情を上げなかったのかと今思う。
 現在、民間団体の要望として、三隅小月間を結ぶルートを今後、商工会議所を中心に民間30団体の賛同を取って要望して行きたいと考えている。
 産業立地だけでは、産業は来ない。産業立地を支える住民の潜在労働力が必要である。だが少子高齢化の中では難しい。地元に企業だけ来てもダメ。地域社会のバックグラウンドが必要である。
 山口県の県市道の整備率は結構良い。他県よりも比較的良い。しかし、高規格幹線道路の整備は、まだまだ不十分である。日本海側の生活基盤は、太平洋側の投下資本の2分の1で出来る。山陰側は、港湾施設の背後地として、これから生活基盤が整ってくる。
 インフラで一番困るのは、道路が無いこと。幹線道路が必要である。また、産業道路としても高規格幹線道路は必要である。
 高齢化、少子化問題、また産業問題にしろ、タイムisマネー。ITと道路網は重要である。民間団体を上げて盛り上げて行く。