閉じる
氏 名所 属
福島 高明 NPO法人まちづくり支援センター 理事長

■ご意見の内容

 改善点として、都市計画の公示が住民に十分伝わっていない。縦覧期間を定めて行政内部に縦覧する等の方法は単なる「アリバイ」に過ぎず、不信感の根源である。公聴会を開催しても「0人」などは想定内のこと思われてもしかたがない。ここから是正しないと行政も住民も「無駄な時間」を費やすことになる。最初にコストをつかって、周知徹底をする必要があります。
 無駄を排除するための重視すべき点として、道路の施工の際に、国や県や市の所管が異なる工事や水道工事やガス工事等の工種の違う工事を調整して、掘削を何度もするような無駄なことはしないようなシステムはできないでしょうか。
 無駄と感じることとして、カラーアスファルト舗装は綺麗ですが、美しいと思えません。また、NTTの旧電話ボックスのデザインや川の側道で川側に立てた電柱そして赤い郵便ボックス、消火栓ボックスや電柱の広告等、国県市の手の届かないところに美しさを損なう要因も多いように思います。もっと美しさを取り戻す方法にコストをかけるベきです。
 重点化を図る施策で、(維持管理)高齢者の事故のないよう鋪装表面の維持管理に注意すること、歩行者の落下事故のないように手摺を付けるなど、高齢者対策(高齢化社会)を考えること、(防災)津波災害時に、一時避難が可能な場所を多くつくること、道路の整備や維持管理と平行して行なうこと、盛土工法(残土の集積)で行なうこと、(団塊の世代のニード)経済活性:道の駅と宅地の整備を一緒に行ない情報 交流 販売 遊びなど団塊の世代の基地化を作る(主にUターンの団塊の世代対象)ことが、優先度が高い。また、(少子高齢化の傾向を考え、車は減る傾向)交通事故のない場所のガードレールは間引くこと、中央分離帯の植栽は減らす(人件費の削減)こと、横断歩道橋で老朽化したものは、今のうちに撤去することが、優先度が低い。
 特にリアルタイム(事前に)に情報公開(IT)を行なうことに留意する。
 道路行政を子供達に正確に伝える教本を作り、学校に配布等教育に力を注ぐ。(道路行政の改善の変遷を辿り歴史に学び、美しい道路の模範を紹介することで、その要因を考える等今後の改善の知恵にすることのできる体系的な図書)天下りの人たちがこのようなことに尽力を注ぎ、評価されるような時代の到来は、今の青少年の教育や環境づくりが大切です。