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氏 名所 属
福田 靖 九州ルーテル学院大学 人文学部 教授

■ご意見の内容

○ 地球温暖化対策のために、都市中心部には、自転車道を整備した後、ガソリン税等を大幅に値上げすることで都心部の車の総量を抑制することや、都市中心部にはいるのにお金を取る等の制度導入を行い、自動車から自転車への転換を図るべきである。
○ このまま地球温暖化が進むと、熊本市の夏の最高温度が40度以上となり、居住することが大変になる。熊本には40km圏内に阿蘇があり、阿蘇は標高が600mあるので、平地より気温が3度程度低い。そのため将来的には、阿蘇に住宅を持ち、熊本市内まで通勤するといった生活スタイルが出てくるのではないか。そのためには、阿蘇と熊本市内を結ぶ高速及び鉄道が必要になる。このようなことを見越して、大都市と30〜40km圏内の高地(標高600m位)の箇所をモデル地域に定めて、実験を行ってみてはどうか。
○災害等の対応のためにも、高速道路が飛行機の滑走路として使いえる構造にする箇所を整備する必要がある。各県に1箇所程度しか降りるところがないというのでは、有事の際、対応が出来ないのではないか。