１．改善点について
　・国道・県道・市道と農道がある。地域のニーズで整合性とアクセス性を高める必要がある。
　・道路が狭いまま開発が先行しており、南北に走る幹線道路は橋梁袂部でボトルネックになっている。
２．重視する点
　・大津湖南地域は道も狭く、モーダルシフトが必要。
３．無駄と感じること
　・農道で整備されたものが、県道・市道になるものが多い。
　　初めから県道・市道で整備するべきで、農業改善事業予算による農道の作り方が機能面での無駄が多いように思える。
４．一層の重点化
　・滋賀は県庁が南にあり、北に行くほど社会資本整備も薄くなっている。
　・ボトルネックになっている橋梁を拡幅するハード面と、大型車の流入を規制するなどのソフト面の両方で対策が必要。
５．特に留意すべき点
　・長浜とマキノ間は通勤圏になっているが、湖東と湖西は殆ど繋がりがない。
　　琵琶湖の真ん中に橋（例えば浮橋系）を架ける大胆な発想があっても良いのではないか。
６．その他
　・道路財源の納税者には運輸関係のユーザーが多いが、軽油が値上がりして物流関係企業にはが厳しい環境が続いている。軽油引取税の一時的見直しも必要ではないか。
　・道路周辺の管理を地域景観の一部としてとらえ、地域に落とした財源で、植裁などを造ったり管理していく
　　「地域管理システム」を構築し、「未知普請」の精神をもっと地元に下ろすべき。