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氏 名所 属
福神 健字郎 日産自動車(株) いわき工場長

■ご意見の内容

○道路政策への改善点
  道路工事の際、何の工事をしているかの説明がないため、ドライバーがイライラすることが多かったが、最近は、説明看板を見かける様になった。

○無駄の排除と効率化の徹底
  無駄な道路標識の排除。交通規制など生活上必要不可欠である物は分かるが、明らかに不必要な信号や、標識も多数存在する。設置基準の見直しや不必要な物の撤去を行っていただきたい。標識を1つ設置するのに最低でも100万円以上だと聞いている。標識の価格が本当に適切なのか検証も必要だと思うが、同時に無駄な標識を排除し、必要最低限の設置にとどめるべきであると思う。監視カメラは、500〜700万円と聞いている。それは防犯の観点からも必要だと思う。必要な物にお金を使うことは、国民も納得する。必要、不必要の整理をしっかりやっていただきたい。

○道路に関して無駄と感じること。
  道路工事の際に雇う誘導員の数が多すぎるのではないか。特に高速道路で片側通行規制する際、何百メートルも手前から「減速」の旗を振っている。確かに高速道路と言う環境も理解できるし、色々なドライバーがいるので一概には言えないが、「ここの誘導員はいらないな」と感じることは多い。

○今後取り組む道路政策の優先度
  歩道や自転車通行路を整備する事が必要だと思う。歩行者が安心して通行できるとともに、逆に運転する人も安心して運転できるようにして頂きたい。

○広く意見を頂く際の留意点
  意見を集約した結果を行政に反映させる際に、本当に国民の視点で実行されるかがポイントになると思う。

○その他
  @トラック業界の9割が高速道路利用を控えている、と言うアンケート結果が出ている。「軽油高止まり、賃金水準の低さで利用したくても利用できない」という結果です。一方、7割弱の事業所が「料金等の改善が有れば物流効率化に貢献できる」と応えている。ETC割引を工夫しながら利用している現状でもこのように声が出ているので、更なる割引の拡充を検討していただきたい。
  A一般道の片側1車線が長く続くところでは、譲り合い車線又は待避エリアを設けていただきたい。特に大型車は省エネ運転等で以前に比べ速度が落ちています。