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氏 名所 属
舟橋 啓臣 岐阜県立多治見病院 院長

■ご意見の内容

高速道路について
・一部ムダなものがあるのではないか。東海環状道の土岐ICから北側はすいている。

・高速道路通行料が安くならないのは不満である。ETCのみ割引しているのは不公平である。


道路に対して
・県立病院から国道19号(池田交差点)に抜ける道路を整備してほしい。当該県道(旧19号)は生活道路であるのにダンプの通行が多い。

・国道248号の平和バイパスが去年夏に完成したが、1本に集まる市内でつかえる。なぜ多治見市内の街中に1本太い南北に行く道路がないのか。国長橋より北側の国道19号まで4車化して欲しい。市内の道路整備に手をつけていない。多治見駅北の区画整理事業を進めているが、駅舎の下に南北につながる道路を整備すべきだ。

・国道19号で、特に内津トンネル付近について、路面のわだちがひどい。雨の日は特にハンドルをとられる。直してほしい。

・県道武並土岐多治見線の県病院口交差点が大渋滞、西から病院に入る右折車線を新たにつくり、病院内の駐車場に入るルートを少し長くしたことにより渋滞が解消された。


災害について
・現在、当病院は東濃地区では唯一の救急救命センターであり、ハイリスク対応の産婦人科は当病院だけである。小児科も同じである。東濃五市と可児・御嵩を含めた地域40数万人の基幹病院である。

・緊急輸送路として道路一本だけでは困る。地震が起きたときが心配。地震が起きれば、高速は過去の事例からすぐ止まってしまうし、出口がどこにでもあるわけでない。そうすると国道19号だけになってしまう。必ずパニックになる。「危機管理に万全を」という言葉だけでなく、具体的にシミュレーションして何ができるのか、何をすべきかを検討してほしい。


第三次医療施設として
・東濃五市で公的病院の産婦人科医は、東濃厚生病院(瑞浪市)に1名いるが出産は扱わない。土岐総合病院は1名だが出産はもうやめる。恵那市と多治見の市民病院はいない。中津川市民病院(里帰り出産は受け付けない)と県立多治見病院しかない。開業医は瑞浪1施設、恵那はゼロ、中津川2施設、土岐1→0施設、多治見3施設。岐阜社会保険病院(可児市)も産婦人科医はいない。産婦人科医不足が原因。