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氏 名所 属
藤野 聡 遠州鉄道(株) 運輸事業部長

■ご意見の内容

・お客様は、路線バスに対して、定時性を一番求めている。国道、県道等に係わらず渋滞する箇所や時間帯は決まっている。渋滞箇所は変則になっている交差点部分や橋の部分に多い。対策をして欲しい。

・道路整備は必要であるが道路の拡幅をすれば自動車が増えてしまうため、結果的に渋滞が発生し、イタチごっこのようになってしまう。例えば、郊外に駐車場を整備してP&BR(パーク&バスライド)や、自家用車の市街地への流入規制などは検討できないだろうか?当社ではバス停付近に駐輪場や駐車場を整備してバスへの乗り換えをしやすい環境整備を行っているところもある。

・自宅〜バス停・駅(駐輪場・駐車場)までは徒歩・自転車・自家用車を利用。バス停・駅(駐輪場・駐車場)〜市街地まではバス・鉄道などの公共交通を利用する。今後、このように、交通手段を分担する中で、まちづくりを考えていただくことはできないか。そうすれば渋滞対策や環境対策(CO2)にも効果が出るのではないかと思う。

・自転車が危険である。浜松は自転車が多い。自転車道(歩行者、自転車、自動車の分離)整備が必要である。路面が平坦になっていれば(バリアフリー)歩行者、自転車、自動車の流れがもっとスムーズになる。

・年度末の工事による渋滞影響が大きい。工事が完成すれば道路が良くなった事は実感できるが工事期間中は工事の必要性など明確に説明してもらえないと納得してもらえないのでは?これは、バス事業者だからでなく、マイカー利用者からの観点でもそうであるが。