○道路整備について
　＜高速道路整備＞
　・道路の動脈となりうるような東九州自動車道の整備は急務である。
　・東九州自動車道の整備は遅れており、東九州の交流、経済を遅らせている。
　・本州の方の高速道路整備は、動脈の枝線な位置付けの路線まで整備が行われているが、先ずは動脈的役割を担うような道路の整備に道路特定財源を有効に使用すべきである。
　・東九州自動車道は投資効果、経済効果伴に高く、必要性、重要性がある路線である。

　＜道路整備補助制度＞
　・道路整備支援（補助等）については、規格など定型化されたものではなく、地域の実態にあった、柔軟な形で支援（補助）をお願いしたい。
　・画一的ではなく地域の特色を取り入れた道路整備を行っていくべきである。
　・街並みそのものが観光資源となるような道路整備が今後は必要である。
　・地域に応じたみちづくりがまちづくりにつながる。
　・今後はまちづくりにおいてはコンパクトシティを目指していくことになる。そういったまちづくりには、道路は仙台市のケヤキ通りの様な潤いのある空間としての整備が必要である。

＜まちづくり支援＞
　・近年、まちづくり活動、道路清掃活動等まちの活動に積極的に参加される方が増えてきている。
　・道路空間をベースにした活動を通じて挨拶から始まり、コミュニティが復活しはじめている。
　・行政は上手にまちに入ってきてもらい、まちづくりの支援を行ってもらいたい。

　＜道路施策＞
　・通過交通が都心部に入ってこないような道路施策を進めてもらいたい。
　・北九州空港へのアクセス道路は北九州連絡橋のみである。地震、災害、事故時のリダンダンシー機能として航路を利用するために道路特定財源を使うことが出来ないか。（基金制度の活用など）

○改善点
　・地域興しにつながる様なイベントで道路利用が必要な案件については、道路管理者と交通管理者と連携して、より柔軟に対応してもらいたい。
　・道路利用による広告収入が、市民に還元されるまちづくりの仕組みに有効と判断される内容であれば、松山市のような事例をもって地域の状況に応じた進展を図ってほしい。