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氏 名所 属
藤岡 修三 奈良県トラック協会 会長

■ご意見の内容

【道路特定財源の一般財源化が閣議決定後の要望】
私共、県内貨物運送業者は、地域格差・企業格差の広がる中で荷量減に苦しみ、一方、環境・安全対策に係るコストの上昇、更に、軽油価格の急騰は業界の経営環境を悪化させております。そこで、経費負荷の軽減対策として、暫定増税7円80銭の撤廃を強く要望します。「平成5年12月、いわゆる7円80銭が5年間の暫定増税として上乗せされる格好で現在の32円10銭となり、すでに2度目の撤廃期限延長の繰り返しになっているが、そこで、来年3月末は撤廃を実現していただきたいと考えます」

【奈良県の道路整備について】
私共、貨物運送業者としましては、奈良県内の道路整備全般は全国の他府県の道路整備事情と比べかなり整備が遅れている。その為、県内外に入出する生活用品や工業品の荷捌き場等の倉庫立地及び実運送のスピード化・効率化等が進まない為、隣接する他府県の大手業者に提案力で遅れをとっているのが現状である。
○新規道路‥‥‥県内には多くの幹線道路が必要である。(経済発展・生活の利便性)
 ・高速道路
  「京奈和自動車道(奈良市区間・御所区間)の早期開通に向けて、概ね10年以上では、現状の変わりゆく社会の流れを考えれば時間がかかり過ぎる。もっと早期前面開通にむけて整備を急いで欲しい。」慢性した渋滞が続く。高田市〜奈良市まで1時間
 ・一般道路
平野部エリアでの東西南北(外周環状線)の道路整備が必要。

○既存道路の整備
24号・25号・165号線の安全対策
通称国道といわれる道路に歩道がないのはおかしい。特に25号線には歩道が少ないのが現状で通行する大型トラックが通り抜ける際に、歩行者及び住宅等に危険を及ぼす可能性があるため、歩道を設置するなどして安全対策をして欲しい。