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氏 名所 属
岩間 幹生 稚内観光協会 会長

■ご意見の内容

@稚内の現状
・日経のアンケートで稚内は行きたくない場所で一番になった。稚内までは遠い・危ない(特に冬)・何もないが三大要因。
A安全安心な道路
・冬期間の状況は北緯45°以北の気象条件等は特に厳しい。防雪対策(地吹雪対策)も必要だがブラックアイスバーン等の対策も重要。
・95%以上の道外観光客は空路で入り、その内の大多数は道路交通を利用している。最近の傾向は、貸切バスでの観光は減少傾向であり、レンタカーでのドライブ観光が増加している。本州の観光客が安全安心に走行できる道路を造れば、地元の人間も安全安心な道路となり地元に還元がなされる。
・ソフト面(道路状況・通行状況)とハード面(排水性舗装など雪道対策)の両方が必要。
・豊富バイパスが出来て安全に通行出来る様になった。バイパスが出来る以前の冬は通行が出来なかった。
B多目的道路
・北海道、特に稚内地方は景観が優れている道路が多い。その沿線を散策出来る遊歩道や散策路などの+αを付けることが観光には付加価値を持つ。更に身障者が歩けるようにバリアフリーの構造などの福祉にも目を向け、北海道では特徴や付加価値を付ける道路を目指す。
・冬場にシェルターの部分で吹雪の状況を見られる場所などの仕掛けをすると観光には付加価値を付けられる。
Cシーニックバイウェイについて
・シーニックは千歳を窓口にし、函館から稚内などルートを繋ぐのが大事な目標になると思う。稚内からも話をしたい。
・稚内ルートは景観・環境の優れていることが特徴と思っている。
・シーニックは道路だけでなく港も関係があり、以前、利尻の港で工事現場が港という観光の入口であるのに何ら対策をしていない様なこともあった。今ではその様なことも無く工事でも景観・観光に配慮をする様になっている。その様な感覚が大事である。