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氏 名所 属
伊藤 和 街こおりやま 編集長

■ご意見の内容

・日本人のライフスタイルは、郊外への大規模店舗の進出による旧市街の衰退から、インターネットによる商品購入へ等々、急激に変化しており、郊外店舗の衰退もいずれやってくる。また、郊外で生活する住民も高齢化していく。移動のために道路を利用する機会は増えていくと思われ、道路は安全性の確保とネットワークの構築が鍵になる。
・これからの高齢化社会を考えると、近隣エリアのネットワークづくりが必要になってくる。例えば会津地方の観音様を巡る等、生命や財産だけではなく、豊かな暮らしがもたらされることも重要な要素である。
・案内標識は、もっと分かりやすくしてほしい。特に新しいバイパスなどの場合、自分がどの道路をどこに向かって走っているのか分からなくなることがある。まず近いところの地名を表示して、次ぎに大きな括りで○○方面といったように、表示方法に工夫、優しさがほしい。
・優先度については、途切れとぎれではなく、まず繋げること(ネットワークづくり)を目指してほしい。道路は繋がって初めて価値が生まれる。それにより、バイパスで市街地に入らずに通過する人と市街地に向かう人とのすみ分けも可能になる。
・照明がしばらくない区間もあるが、危険箇所に設置するだけでも事故の防止にかなり効果があるのではないか。(郡山周辺は)風が強く、雪により冬期間の通行に注意を要する地域もあり、少しでも目印になるものがあると安全である。特に整備時期が古い国道について、見直しをしてほしい。
・山間部の国道の歩道が狭いので、対策をしてほしい。近年は学校の統廃合により、これまで通学に利用されないと考えられていた道路を生徒が通行するようになっている。また、農村部への定住等、新しい人の流れも出来ており、そのような住民が通行する機会も増えており、現状では危険である。