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氏 名所 属
池内 進 森商工会議所 専務理事

■ご意見の内容

(1)効率的な道路整備について

・事業のスピードアップが有効。これまでは事業の時間がかかりすぎるきらいがある。北海道には冬の時期もあるが、例えば夏場に集中的に実施することがコストダウンに繋がるのでは。
・事業の早い段階から国民の考えや意見を聞くことは大事。結果的に納税者としての国民が満足すれば、それは費用対効果の観点から、コストダウンに繋がるはず。
・現在有る道路を有効に利用する取り組みも大切。
・新技術の積極的な活用もコストダウンに寄与する。例えば、最近みかける「道路路盤等へのホタテ貝殻の活用」などは、リサイクルの観点から環境保全にも有効であり、道路の世界にとどまらず、もっとトータル的なコストダウンとなるため、効率的と言える。


(2)優先度が高い道路整備について

・渋滞対策は優先度が高い。
・道南は高速道路(縦貫自動車道)が繋がっていない。高速ネットワークの不備という面でも問題はあるが、特に大雨・大雪災害等への備えとして、また、駒ヶ岳の噴火への対策として、国道5号をバックアップするような幹線道路が付近にないという意味では不安が大きいため、早急な整備が望まれる。
・「道路管理の充実」も優先度は高い。日常の生活道路における舗装の凹凸補修をこまめに対処すること等。また積雪寒冷地に住んでいないと理解できないかも知れないが、「除雪」は北国での暮らしにとって極めて切実な問題であり、きめ細かな対応が望まれる。
・昨今、観光立国を目指す北海道、とりわけ道南にとって、だれにでもわかりやすい案内標識を充実することが必要。市街地では地番表示より「通り名」の表示が役に立つだろうし、急増する外国人観光客に対して「おもてなし」を表現するためには標識の多ヶ国語表示が不可欠と考える。


(3)無駄と感じる道路について

特にないが、あえて考えれば、山中の立派な農道などは、どうかと思うこともある。