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氏 名所 属
池田 啓一 九州ベス工業(株) 常務取締役工場長

■ご意見の内容

○ 芦北水俣地域は国道3号しか幹線道路がないため、国道3号が通行止めになると大きく迂回しなければならないため、南九州西回り自動車道は必要である。
○ 大手企業は、「カンバン方式」を導入しているため、その日に必要な部品を午前中に納入しなければならない。そのため、現在、取引先には、高速道路を利用して納品している。また、鹿児島方面へ営業をすれば、需要はあると考えているが、午前中納品ができないため、断念しているところである。営業範囲を広げるためにも、南九州西回り自動車道が必要である。
○ 大手企業は、定時性や荷痛みの関係から、自車便での納品が要求されている。高速道路を利用して納品しているため、高速料金が安くなる通勤割引等を活用して、輸送コストの縮減を行っている。高速料金の値下げをすれば、輸送コスト縮減につながるし、他にも高速道路の利用者が増加し、一般道の渋滞等が緩和されるのではないか。
○ 企業にとって、日帰り営業圏は重要である。
○ 道路整備は必要である。特に都会と違って鉄道等の公共交通機関が発達していないため、どうしても車に頼らざるえない状況にある。