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氏 名所 属
伊川 恵久 阿波製紙 取締役 経営管理部長

■ご意見の内容

○道路は計画してから供用するまで時間がかかる。田宮街道も30年以上かかってもまだ工事をしている。協力が得られないからかもしれないが、時間がかかることによってますます協力が得られなくなっていく。スピーディな事業展開が重要である。

○徳島県の平野部は、川で分断されており、渡河部がネックになり、渋滞することが多い。このため、吉野川の橋による渋滞対策が重要であると考えている。東環状道路ができれば、現在の状況からかなり緩和されるのではないかと考えている。また、その他の渋滞については、右折レーンを設置するなどの対策が有効ではないかと考えている。

○徳島の高速道路について。
本四を利用して、関東などへトラックで製品を出荷している。1箇所に対して大量の製品を出荷しているわけではなく、積替えの手間もあることから、トラックによる出荷がほとんどである。高速道路ができて、便利にはなったが、料金が高い。個人的には、短距離なら、高速道路を使わず、一般道を利用することが多い。
国道は全て4車線あると良いと考えているが、それが難しいのであれば、少なくとも高速道路を4車線化して、5kmに1箇所ICができれば、格段に使いやすくなる。現在の徳島自動車道は、2車線しかなく、非常に危険で使いにくい。

○四国8の字について、個人的には必要ないと思う。ただ、地域の方のことを考えると、津波などの災害時に高規格道路が必要ということは理解できる。災害時にもとまらない道路が重要。

○生活道路は、以前に比べれば大分よくなった。入り組んだところだと、まだ入れないところがあるが、消防車の入れる4mの幅員が増えてきた。しかし、維持管理については、ひどい所もあるため、一般財源化するのではなくて、道路に使ってもらいたい。

○電線類の地中化に合わせて、下水道等のその他のインフラも整備できるので、良い。景観面でも良い。