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氏 名所 属
稲葉 憲之 独協医科大学 病院長

■ご意見の内容

○今の日本における道路の整備状況は、(海外に留学経験があるが、)20年前の欧米に追いついていない。欧米並みに整備すべきである。

○道路特定財源は必要。無駄を極力省けば一般財源化の必要はない。

○道路行政における無駄な経費は医療費に回すべきである。しかしながら、基本的にインフラ整備は不可欠で、その意味からも道路行政に力を入れるのは当然である。

○日本全国全ての地域に、大都市のように電車(地下鉄)を張り巡らすのは不可能で、地方に住んでいる人にとって生命線ともいうべき幹線道路の整備は焦眉の急である。特に医療の均等且つ平等な供給には不可欠である。

○一方、環境(ハイブリットカー等)にも配慮が必要であることは言を俟たない。

○現在、北関東自動車道医療圏構想が立ち上がりつつある。群馬大学病院(重粒子線治療計画)、獨協医科大学病院(サイクロトロンPET−CT、ガンマナイフ、64列CT)、自治医科大学病院(PET−CT、32列CT)、筑波大学病院(陽子線治療)が「大々連携」を実現するためにも北関東自動車道の一日でも早い完成が北関東住民の健康維持のために強く望まれるところである。