○道路施策に関する改善点
・潜在的な力や意欲のある企業、労働力がありながら、そこに至る「幹線道路網」が未整備であるため、生産や企業誘致ができず地方が衰退している。均衡ある道路網整備が必要である。

・人や物流のネットワークとなる「幹線道路網」が整備されれば、地方にも定住が可能。

○道路政策の効率化
・設計段階において、工法や新しい技術等により、コスト削減を図る。

・各工事のスピードアップを図るなど工期の短縮を図る。

・真に必要な「新設道路」は必要であるが、「既設道路」の改良も重要。

○無駄と感じること
・「幹線道路網」は全線完成してこそ道路として大きな機能が発揮できるもの、従って途中で中止することは、極めて無駄な投資となる。

○道路政策の重点化、優先度の高低
・市街地の渋滞緩和のための環状道路の整備。

・地域の生活・物流・観光・医療等のため道路整備を優先的に実施。

・交通事故発生箇所やバリアフリーが必要な箇所の整備が必要。

・老朽化した橋梁の補修を計画的に行う。

・市町村合併で広域的な行政サービスが必要となったことから、道路整備による効率的な行政サービスへの支援が必要。

○特に留意すべき点
・財政状況が厳しくなる状況を十分意識した道路整備を望む。

○意見、要望等
・今後は、交流人口の増加に向けた色々の施策が必要であり、そのためには高規格道路の整備が重要。