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氏 名所 属
神田 文雄 南十勝消防事務組合 大樹消防署 署長

■ご意見の内容

○道路政策を効率化するために重視すべきこと
 ・除雪や舗装補修など、必要な日常の道路維持管理をきちんと出来る予算を確保した上で効率化を進めるべきである。

○道路に関して無駄と感じること
 ・最近は無くなってきたが、上下水道の工事等で道路を掘削し埋設した箇所について、違う事業でもう一度同じ箇所を工事をしていることがあった。

○今後取り組む道路政策の優先度について
1.高規格幹線道路の整備
 ・大樹町では年間90件程度、救急患者を帯広市内に搬送しており、主に国道を利用している。西帯広に搬送する場合は、時間短縮になるため帯広広尾自動車道の幸福IC〜芽室帯広ICを利用している。
 ・大樹町まで帯広広尾自動車道が延伸すれば、かなりの時間短縮が期待できるとともに、国道よりも安全性や走行性に優れているので安心・確実な搬送ができる。
 ・このことから、高規格道路の延伸を最優先に取組んでほしい。
2.日常の道路維持管理の充実
 ・道路のわだちや橋梁部での段差が見られる。救急の場合、季節及び昼夜、雨や雪に関係なく出動があり、救急であることから追い越しも頻繁に行う。わだちがある道路の走行は非常に危険を感じる。また、振動を与えてはならない患者も多数いることから、段差箇所では減速しなくてはならない。このことから、安全で快適に走行が出来る路面管理をしてほしい。
 ・国道の同じ路線で、除雪レベルのばらつきがみられる。均一な路面管理と市町村道及び道道、国道の交差点付近で、雪の取残しが無いように徹底してほしい。