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氏 名所 属
河野 憲雄 山辺夢おこしネットワーク 会長

■ご意見の内容

【これまでの道路政策に関して改善すべき点】
・ 奈良では朝の通勤時間帯で、南北車線が両方とも渋滞する。その渋滞を避ける車が生活道路に入り込んでくる。生活道路は、道路幅の広い区間もあるが、急に幅が狭くなる区間もある。幅の狭くなるところの代表は踏切である。
  幅の狭い踏切を挟んで、一時的に一方通行になり、生活道路でも渋滞が発生している。

・ 幅の狭い踏切や、鉄道を高架で渡る区間だけ車線数が少ない箇所もある。
  道路事業者と鉄道事業者で調整のうえ解決してほしい。

・ 奈良には国道169号が南北に走っており、歴史的には山辺の道と近接している。
  この山辺の道も桜井市の区間では、道巾も広く、案内看板もあり、整備されているが、天理市内では、農地の脇を走っている狭い道になる。
  観光資源としての道の扱いにも、地域によって道路行政に差がででいる。

【今後の道路政策において重視するべき点】
・ 奈良には良い歴史的資産がたくさんあるのに、駐車場が少ない。
  観光バスが止まらなければ、観光客は素通りし、宿泊もしない。
  河川堤防で公園等を整備しているが、駐車場は規制上作れないと言う。
  歴史(観光)、道路、駐車場、河川等、各分野で連携して観光の発展につなげることは重要。

・ 昔、地下に電気や水道、ガスがはいった道路が出来たときには無駄な道路と言われたが、今はもっと必要と言われている。
  批判があったり、多少の費用がかかってもやるべきことは、やっておくこと。

・ 京都では観光のために高さ規制が変わったことがある、道路も観光のために計画変更が可能なフレキシブルな計画とされたい。