１　これまでの道路施策に関する改善点や効率化について
・交通量の少ないところに広い道路が整備され、地元の声が大きいところが優先されているように思うところがあり、真に必要な道路を整備すべきである
・計画段階において予測交通量など数値が不透明なところがあり、早い段階から国民の考えや意見を十分に反映させる取り組みが必要である。
・道路整備の必要性に対するＰＲが不足しており、実態を的確にアピールすれば国民の合意も得やすくなると考えられる。
・利用率が低い横断地下道があり、利便性に配慮した整備が必要である。

２　今後、取り組む道路施策の重点化について
・国道１号や国道８号の交通渋滞が著しく、バイパス整備などの渋滞対策を優先的に実施する必要がある。
・歩行者の視点から見ると、子どもや老人にも歩きやすい段差の解消などのバリアフリー対策が必要である。

３　その他
・道路特定財源の一般化について、ＪＡＦのアンケート結果を見ると「一般化するのであれば税率を本則に戻せ」や「地方の道路整備はまだまだ遅れている」との意見がある。
　道路特定財源は道路整備を促進するための目的税であり、その趣旨を変えないようにお願いしたい。また滋賀県は自動車依存率が高く、車が日常の移動手段として活用されており道路整備の遅れは重要な課題である。