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氏 名所 属
河田 友宏 舞鶴商工会議所 会頭

■ご意見の内容


1.重点化を進める上で特に優先度の高い施策

京都北部の5都市(舞鶴、福知山、綾部、宮津、京丹後)は、それぞれ特徴の有る都市であり、就業、買い物等、それぞれの都市間において密接に関係しており、それぞれの交流を促進する道路を強化する必要がある。


京都府全体でみれば、舞鶴市・福知山市より京都市内南部までは非常に遠い。
とくに、京都縦貫自動車道の沓掛をおりてから、京都市内を通過するのに時間がかかる。


高速道路は、ネットワークとして完成して、はじめて、その機能が発揮されることから、京都縦貫自動車道と舞鶴若狭自動車道の早期の全線整備が必要である。


舞鶴市は国際貿易都市であり、日本海側の物流拠点となる京都舞鶴港は、その機能を強化するため和田埠頭の整備が急務である。
舞鶴港の和田埠頭の効果を最大限に発揮するためには、京阪神と結ぶ舞鶴若狭道路に円滑に連絡する国道27号の改良整備が必要である。


物流の観点からみると、海上運賃より陸上運賃のほうが高いと感じる。
高速ネットワークの有効利用策として高速料金の値下げ等、多用で弾力的な運用策が重要である。


韓国や中国に視察に行った。それらの国ではインフラ整備のスピードが早く、我が国でも、もっと道路や港湾事業などの事業のスピードアップを図る必要がある。



2.その他、道路施策や道路整備・管理全般に関する意見

阪神大震災の際、神戸に支援に行き、その帰りにすごい渋滞を経験した。
あの後、日本海側回りの物流ルートができたように思う。
今後の防災面から考えると日本海側の高速物流のための幹線整備が必要と思う。

以上