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氏 名所 属
鎌田 磨人 徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部 准教授

■ご意見の内容

・道路を作る前の計画段階で、導線を考えた戦略的アセスメントをしてもらいたい。
・環境保全をベースにした効率的な計画をたてることが無駄をなくす一歩である。
・道路は線形であるが面を分断するので、空間的な広がりを考慮したアセスメントを行い、生態系ネットワークを損なわない計画をたてることが重要。
・道路を使った緑地帯の形成を。風土、場所を考慮した緑地計画を。
・道路を作ることによる社会(農業、産業等)に対するアセスメントが必要。
・生態系が地域資本であることを認識し、道路を作ることによって地域資本としての生態系の質を損なわないよう責任を持ってやること。また、説明責任を果たし、共存するための方法をさぐりながら進めることが必要。
・地域計画と道路計画が対立しているのではないか。道路計画を策定する上で地域計画を含んだ計画が必要。
・風土性を大事にというが、風土とは何か、それをどのように把握して計画に反映するのかが考えられていない。地域のアイデンティティをどう残していくかが重要。