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氏 名所 属
木村 妙子 (株)小町園 取締役副社長

■ご意見の内容

・防災・災害時に備え、通行止めの際に代替路となる迂回路の整備は極めて重要であると感じている。特に、この冬の国道108号の通行止めによる影響は大きく、我々の生活に直結するものであり、迂回路の必要性を痛感したところである。その迂回路となった国道13号の雄勝峠も冬期は安全に走れる状況にないため、東北中央自動車道(雄勝〜新庄間)の早期整備は我々の悲願である。

・今後益々高齢化社会を迎えるにあたり、高齢者ドライバーに配慮した新たな道路施策(ゆずりあい車線等)を進めるべき。

・維持管理コストの削減には理解も、草の繁茂が目立ちドライバーに不快、季節感も感じることができない。美しい道路景観、癒しの観点からも草の手入れを充実させ、道路利用者が気持ち良く走れる道路とすべき。

・高齢者の観光客ドライバーの不安は、いざというときに見知らぬ土地でどう病院に行き着くかであり、安心して移動できるために、緊急医療に関する看板等の設置を進めていくべきである。
 
・CO2削減、省エネルギーのためには、道路整備をする側と車輌を製造する側が一体となって取り組む必要がある。

・道づくりについては、短期的な視点で整備するのではなく、産業、観光、生活等を長期的に考え、民間企業に波及効果をもたらすように配慮して頂きたい。

・豪雪地域である本県にとって、冬期間の移動が制限される冬期閉鎖路線の存在は、観光面、生活面でも影響は大きく、早期解消もしくは春の早期開通に向けた除雪体制の確立を望んでいる。