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氏 名所 属
岸 邦之 近江鉄道(株) 取締役社長

■ご意見の内容

1 これまでの道路施策に関する改善点や効率化について
・利用率が低いところに両側歩道付きの4車線道路が整備されていたり、また、植栽が道路標識や視距の妨げになり交通事故の要因にもなっている。
・一律の道路構造(どこでも両側歩道や植栽を整備する)ではなく、地域の状況や利用目的に配慮した道路整備が必要であり、必要なものとそうでないものを整理してスリム化すれば工費削減や効率化などに繋がる。

・工事に着手してから完成するまでに時間がかかり過ぎており、事業のスピードアップを図るなどスケジュール管理を徹底する必要がある。


2 今後、取り組む道路施策の重点化等について
・滋賀県内では4車線の幹線道路が非常に少なく、交通混雑が著しいことからバイパス整備などの渋滞対策が必要である。
・特に国道8号は2車線道路で迂回路もなく交通混雑が著しい。また国道8号に併走して名神高速、国道307号や県道があるがアクセスする道路網が整備されておらず利用しにくい形態である。
・また、交通の流れを的確に把握して、信号現示の改良を行えば交通渋滞の緩和や交通事故対策に繋がる。


3 その他
・山間部の300台、400台の国道で、直前にならないと通行止め等の交通情報が標示されていないところや常時通行止め標示であるにも関わらず通行が出来るような道路がある。道路情報を幅広く的確に提供すべきである。