【道路政策の改善点】
○道路インフラ劣化の軽減：物流ターミナル方式やパーク＆ライド等の道路交通施策の推進、道路内の不連続構造物設置の回避（マンホール等）
○環境対策費用の軽減：環境影響を見込んだ構造設計の検討（ex.軟弱地盤における低周波地盤振動）、耐摩耗性舗装の導入

【道路政策の効率化】
○新技術の開発及び導入：新技術が必ずしもコストダウンに繋がっていないことを配慮、特殊構造物以外の設計・施工の規格化、大学との共同研究（基礎研究）の推進
○現状に即した幅員構成の適用：歩行者の少ない地域では、歩道幅を少なくし中央分離帯を確保する等

【道路政策の重点化】
○高速道路の利用率アップ：維持管理費を確保するため、利用率を高める施策（往復割引等）が必要
○道路の機能性の重視：環境への配慮は重要で、景観への配慮より重要性が高い

【その他】
○広報の不足：建設費の内訳、メンテナンス費用、設計速度（安全性確保のため）の広報が必要
○新たな課金システムの検討：通行料金を廃止、ガソリン税を減税し、走行距離と重量等（車検時等に確認）で評価し課金する等（負担の公平性、環境面で有利等）。例えば、車検時等に走行距離を確認し、車種別等による重み係数を掛けて課金する。