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氏 名所 属
小西 律 近畿大学豊岡短期大学 教授 こども学科 学科長

■ご意見の内容

○はじめに(自由意見)
・都市部は公共交通機関が発達しているが、地方では車で移動するしかないので国道がなければ生活が成り立たない。
・高速道路が無駄だとニュースなどでよく聞くが便利になることもありすべてが無駄だとは思わない。

○これまでの道路施策に関して
・子供や高齢者の方が歩道の段差で蹴つまづいたり、車椅子の方が段差で動けなくなっているのを見かけたことがある。見かけた時は手助けしたりもするが、それでは具合がよくないので段差の解消など改善していって欲しいと感じる。
・道路を利用していて、なぜかいつも同じ所で渋滞しているように思う。例えば流れやすくするよう信号を工夫したり、トンネル内の照明を明るくしたりと既存の道路を工夫して渋滞を減らすことを考えてほしい。
・夜間に道路を利用していて、急カーブでもガードレールがないようなところがあって危ないと感じることがあった。普段利用しているところならわかっているからよいが、知らないと突っ込んでしまうこともあると思う。そういうところは安全のため外灯なりガードレールなりを設置していって欲しい。
・冬場の散水は有り難く思っているが、出ていない時があったりする。また散水が車にかかってワイパーが瞬間的に凍ることもあるので改善してもらいたい。
・高速道路で車が逆走したり、自転車が走ったりしているのを見かけて非常に怖い思いをしたことがあるので、このようなことがないように対策してほしい。
・高速道路を走っていて、轍があって怖く感じることがある。よく見てもらって直すようにして欲しい。
・有料道路でETC化されていないところがあって不便に感じることがあるので整備してもらいたい。
・標識は行き先がわかるようになっていて親切だと感じるが、高速などで事故や渋滞の情報サービスを道路情報ラジオ以外にも情報板等でもっとやってもらいたい。

○今後の道路施策において
・平成16年の台風23号を経験して実感したが、普段は生活道路であるが緊急道路でもある幹線道路が浸かってしまうと逃げることもできない。緊急の時に役に立つ道路を整備していって欲しい。
・道路の所々にお手洗いを設置してもらえれば渋滞の時にも困らないし休憩にもなるのでは。
・最近よく排水性舗装がされている所を見かけるが、水たまりもできないし環境にもよいので、もっと普及すればよいと思う。
・新しい道路ができて便利になるのはよいが自然の山を削って整備していくのは好きではない。少しコストはかかるかもしれないがトンネルにするなど自然をできるだけ残すよう配慮して欲しい。