◆　重点化
　・　交通弱者への安全の確保。郊外だけでなく市街地の道路にも目を向けてほしい。
　　（通学路の確保、歩行者と自転車空間の区分、市街地の駐車場の確保及び交通処理等の問題）
　・　高規格道路は医療・災害時の代替道路として必要な道路であるし、整備の目的をきちっと整理して進めてゆく必要がある。
　・　構造物の長寿命化は安全面を考慮して損傷等の度合いを数値化してメンテナンスし、きちっと予算化もしてゆかねばならない。そうすることにより今まで開発型の道路行政だったものが、結果としてコスト縮減・効率化につながってゆくと思われる。

◆　改善点
　・　社会は高齢化が進んでいる中、市内の道はまだまだ狭く、歩車道が分離していない道路が多数存在する。道路計画はあるが整備が進まない。整備が進まないと人が集まらない・空洞化する等悪循環である。市街地に人々が住みやすい・集まりやすいまちづくりのための道路整備に整備方針を一部方向転換してほしい。
　・　維持管理の手間が出来るだけかからない道路整備を行ってゆく必要がある。
◆　その他
　・　日本風景街道のような地域活性化・地域連携・観光振興等の為のソフトな施策も非常に良いと思う。今後も継続して進めてゆく必要のある施策であると思う。