１．暫定供用区間
　交通集中している暫定供用区間は、二期線用地を有効に活用することにより、短期間で渋滞緩和が可能なため、優先的に実施すべき。

２．有料道路料金の値下げ
　伊勢湾岸自動車道（名港トリトン）は、一般有料道路ではあるものの高速道路に挟まれていることから、一般有料道路料金が高速道路の特別料金区間のように利用されている。
　名古屋港では、岸壁の増築事業が進んでおり、交通需要の増加が予想される。
　例えば、伊勢湾岸自動車道を高速道路と同じ料金（24.6円/km）に値下げすることで、既に交通混雑が発生している一般道路（23号・302号）から、効率的に転換・分担することが可能となる。

３．踏切対策
　連続立体事業等の抜本的対策に、早急に着手すべき。

これらにより、国際競争力の強化が可能になると考えられる。