○これまでの道路施策に関する改善点
・景観、自然に配慮した道路構造を取り入れる必要がある。

・実績の無い新技術の積極的活用が必要である。

・住民に直接意見を聞くシステムの構築が必要である。


○今後、道路施策における重視点
・農林省所管の農道と国交省所管の道路のダブリが非効率である。

・道路構造の画一化を見直すべきである。

（理由）　地域の実情に応じた道路造りが必要であり、補助金も柔軟に投入できる仕組みが良い。


○道路施策に関して無駄と感じる事項
・単年度予算による弊害が目立つ（工事の平準化）

（理由）集中投資すれば効率的・効果的整備が可能であり、単年度予算では全体工事費が膨らむ。

・安全面を低下させずに効率化を図ることが必要である。


○今後、道路施策重点化における優先事項
・優先度は利用頻度（バロメーター）の高いもの。

・地域経済に対する「寄与度」の高いもの。

・広域ネットワークとなるものを選別する。


○国民から意見を頂く時の留意点
・自然災害に強い、安全・安心な道路整備か、安全・安心が低下しても安い道路整備か、どちらを選択するのか聞く

（理由）日本の地理的、地形的条件から地震、台風など自然災害に強いインフラ整備は費用がかかることを理解して頂くことが必要。


○その他、道路政策全般に関する意見、要望

・国民への道路の必要性や公物管理などの広報戦略（広報室の設置など）を考えるべきである。