・地方の高速道路は最低限のインフラとして、採算性に関わらずつくるべき。現に高知、和歌山など高速道路が無いだけで地域の発展の足かせになっている。全国公平に高速サービスを受けられるようにすべきだ。

・道路は生活者の安全を守る手段と考える。救急時に短時間で移動できることが重要。損得を抜きにして安全・安心に関わる道路は国策として整備すべき。

・2車線道路を4車拡幅し、さらに2車+広幅員歩道に改築してまた4車線に戻したようなところがある。需要の変化に対する対策が後手に回った結果ではないか。もっとスピード感を上げて事業を行うことが重要。

・フェリー事業に携わる立場としては、熊本〜宮崎間の横断道が必要。道路が無いためトラック業は宮崎からの海路を選択出来ず、中国ルートを徹夜で走らざるを得ないなど、負担が大きいと見受けられる。

・民間のフェリー事業としては、宮崎〜大阪が採算の合うぎりぎりの距離だが、需要としては宮崎〜川崎などもかなりある。大型車が海路を選択できれば道路の維持補修費軽減にもつながると思うので、道路特定財源を民間では採算の合わない長距離海路にも投入するような議論があっても良いのではないか。