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氏 名所 属
黒岩 岳雄 (社)ふらの観光協会 会長

■ご意見の内容

○重点化すべき道路施策
1.北海道は広大であるため道路はまだまだ未整備と言える。そのための道路予算は確保すべきです。北海道は食糧基地であり新鮮食材を運ぶ必要があり、日本の自給率を高める意味でも高速道路は整備すべきです。医療の面では、富良野に脳外科がないため旭川に搬送するが、1時間以上もかかるため医療支援として高速道路整備は必要である。また、観光立国を宣言している北海道としては、来年のサミット後には世界から観光地として注目され、リゾート化が進むことや、外国人のドライバーが増加するなどから高速道路の必要性が求められると思う。ただし、整備にあたっては地域にはいろんな事情があるので、整備出来ないところは、既存道路の改良でも良いと考えている。


○道路施策に対する自由意見
1.観光としての道路を考えると、道路標識には外国語表記が必要と考えている。全ての場所でなくても、ポイントでも良いと考えている。また、標識にマップ標記があっても良いと思う。
2.高齢化を迎え、幹線道路沿いには1時間おき程度にトイレを整備すべき。また、コンビニと協力してトイレの拡大などで行政の支援が出来ると良いと思う。
3.2050年には宿泊者の3割が外国人となり、観光客の国際化の中で滞在型・拠点型レクを構想している。富良野をベースキャンプとして、自転車利用が増加すると考えているので、道路の路肩の拡幅や、ライン引きで自転車道の整備が必要と思う。この自転車スペースは冬季に車道として有効利用できると考えている。
4.景観の配慮として、観光地の道路ではガードレールを木製に変更しても良いと思う。
5.道路の有効利用の観点では、高速道路料金の割引を実施すべきです。例えば夜間の利用では深夜割引の他に、夜間の高速道路利用促進策を行うべきである。