○これまでの道路政策に関して、特にどのような改善点があるとお考えですか。
・経済効果を優先する政策については再考の必要があると思う

○今後、道路政策においては、無駄を排するなど効率化を徹底する必要があると思いますが、特にどのような点を重視すべきとお考えですか。
・優先順位をはっきりさせて取組めば、「無駄」ということにはならないと思う。

○道路に関して無駄と感じることはありますか。具体的にお教えください。
・無いと思う

○今後、取り組む道路政策の一層の重点化を図ることが必要であると思いますが、優先度が高い又は低い課題への対応は何であるとお考えですか。
・優先度をつけることが重要で難しいと思う。優先度は、数年程度で変化していくことを前提とする必要がある。今、最も優先度が高いとすることが、１０年後もはたしてそうなのか？自動車の「環境対策」、住宅の「安全対策」は少し前までは見向きもされなかった価値観であったことを考えると、優先度を設計することに大きな時間を費やす必要があると思う。国道１７号が建設されたとき、「無駄に広い道路」との指摘もあったと聞くが、現在においては「もっと広くても良かった」と考える人が多い。人の趣向は時代の流れの中でアッサリと変わる。その変化を捉えることが必要と思う。

○国民の皆さまに対し、幅広くご意見を頂くこととしておりますが、特に留意すべき点などあればお教えください。
・幅広く聞くことの姿勢は必要と思うが、何を持って「広く国民の意見を聞いた」ことになるのか？年金問題で、電話回線がパンクするくらいのムーブメントを興すことは無理であり必要もない。継続的な広報と共に、いつでも思い立ったときに意見が出せる手軽な仕組みが必要。

○その他、道路政策全般に関して、ご意見、ご要望等あればお聞かせください。
・国民一人ひとりは、自分の生活する狭いエリアの事象からしか意見を持てない。地域によって意見に偏りも出るであろう。個人的な要望は、「安全・安心」の政策を最重要課題として進めて欲しいと思うが、これも、スムーズに移動できる道路の整備と切り離すことができない。住まいの近くに幹線道路が走っているため、抜け道を探す車が危険に感じるし空気も悪い。三環状の整備に大きな期待を持っている。