・優先課題としては、渋滞対策がある。東京と大阪が渋滞に関しては、優先順位が高いと言えるが、香川でも予算の許す範囲で、バイパス整備等の渋滞対策をお願いしたい。
・災害時の備えとしては、新規整備をするよりも、従来整備したところを強化すべきである。定期的なメンテナンスをお願いしたい。
・道路を国や県、市がばらばらに管理している。さらに国の中にも、国交省管理の道路、農水省管理の農道などがあり、統一が取れていない。道路政策を統一して、全体のバランスを考えながら整備を進めてほしい。
・道路の整備コストと利用者数等といった費用対効果を、もっと開示するようにしてほしい。
・高松の中央通りと高松東道路の交差点（上天神）にICを整備した方が、利用しやすい。
・ETCの普及に当初からもっと力を入れるべきであった。そうすることで、管理コストも抑えられる。
・高知自動車道の全線四車線化は、安全面を考慮して早急に整備すべきである。
・入札制度に関しては、コスト面だけではなく、過去の実績等を評価するようにすべきである。安ければ良いというものではなく、良い物をつくる業者を評価するようにすべきである。
・発注に当たっては、大手が全て受注するのではなく、地元で堅実に仕事をしている業者にも配慮するようにしてほしい。
・四国の経済は沈滞化しているので、物流や観光のことも考慮して道路整備を進めて欲しい。
・四国外から観光客を呼び込むために、瀬戸大橋の通行料金を下げるようにしてほしい。アンケートや社会実験等を通じて、最適な料金設定をお願いしたい。
・防災対策に関しても、優先事項である。直接利用者の生命や財産に関わることなので、費用を掛けすぎるということはない。
・公共工事に関しては、最近減少していると感じる。
・地方と都市の予算配分については、地方にある程度の傾斜配分は認め、全体としてバランスの良い予算配分にしてもらいたい。