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氏 名所 属
久保 純一 奈良県商工会連合会 会長

■ご意見の内容

【奈良の道路整備について】

・奈良の道路整備については、まだまだ遅れているので、道路特定財源を活用して整備を充実してもらいたいと思っている。
・奈良県は京奈和自動車道が出来る事により、南北の骨格線が出来る。しかし24号、169号など京奈和と同じ所にある様な気がする。大和高原付近に南北の幹線道となる道路がない。そこで大きな骨格となる東海南海連絡道を造り、それにタッチする南北方向の道路を北からと南から造って連結すればどうか。その事により、全体の道路網が出来る。また南北方向の道路の個々の延長は短くなり、個別の事業がやりやすくなるのではないか。
・以前、奈良で業界の大会があり、スケジュールの中に観光を組み込もうとした際、吉野に行きたい人、橿原に行きたい人がいても旅行業者が奈良の道路の渋滞などにより時間的に計画が立てれないので、大阪や京都の観光になっていた状況だった。
・南阪奈道路が出来た事により、道の駅( 吉野路大淀iセンター)に立寄るバスの数が増え、活気ある施設となった。旅行業者は、今まで、渋滞などで計画を立てられなかったけれど、今は所要時間が読めるようになり、計画的に行けるので、ツアーが増えていると言っていた。
・現在、京奈和道路が出来た事により、これまで大淀町から奈良市まで約2時間かかっていたが、現在、約30〜40分短縮された。幹線となる道路整備が出来る事による地域間の経済効果をひしひしと感じている。


【奈良の道路で無駄な道路について】

・私は、奈良の道路で無駄な道路は一本もないと思っている。逆にもっと充実して欲しいと思っている。
・最近の169号の地滑りで80日間も通行止めだった。迂回路として林道を使用していたので夜は通れなかった。迂回路として利用できる道路ネットワークがないのは、近畿でも珍しいのではないか?また伊勢湾台風の時、道路が寸断され、台風の為に改良された道路はあるけど、新たに作られた道路はないのが現状だと思う。この2件からもわかる様に、奈良県にはにまだまだ道路が必要である。