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氏 名所 属
松本 勝 京都大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻 教授

■ご意見の内容

<道路の現状>
・府県別の落差がひどい、特に高知県なんかに行くと感じる。
・路肩の駐車車両がひどく、一車線つぶれている。
・国道は必要。社会資本がいらないというのは見識が違う。
・国道は昔に比べて良くはなっているが、まだまだ脆弱である。
・高速道路も欧米に比べ、まだまだ脆弱である。

<道路政策の改善点>
・ビジョンがない
・渋滞を指標化するなど尺度を明確にする事は必要。
・高速と国道をサポートするファクターがなく効率が悪い。
・道の駅も成功している所とそうでない所がある地域としてしっかり考えて社会資本整備しないといけない
・大型車の過積載を取り締まるべき。高速料金は負荷を与えている大型車から重量比でもっと徴収するとよい。
・行政が道路に口を出し過ぎ、PFIの活用をすべき。
・金が無くても景気が悪いときは公共投資すべき。
・橋梁などの老朽化チェックし、アセットマネジメントによる予防を十分に行う。
・三桁の国道(R169等)はまだまだ投資するべき。
・アセットマネジメントをしっかりやり社会資本の管理をきっちりする事。
・道路に無駄はない。生活に密接に関わっている。生活する上で、また、経済活動の為に道路は必要。

<その他>
・一般財源化は本末転倒
・技術の継承や人事交流
・しんどい時ほどがんばらないといけない。
・入札の透明性が必要
・発注形態を考えるべき、デンマークなんかはインハウスかアウトソーシングかを徹底的に検討している。