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氏 名所 属
丸山 新 (財)雪だるま財団 理事長

■ご意見の内容

◇道路事業について
・まず始めに、道路は公共事業の柱だと考えている。
・安全安心に地方と都市との格差があってはならない。すぐ医療機関へ行けるということは都会でも農村部でも必要。
・交通量の少ない所において、車道を狭く・歩道を広くなど、地域・住民にとって喜ばれるような構造に。
・地域が潤う道路事業が第一。住んでいる人たちが通勤などで夏場は通えても、冬場は通えないなどの問題もあるので、利便性を感じられるようにすべき。都市部と地方部の両方で実感できる相互感が得られるような道路事業であるべき。
・地域高規格道路上越魚沼地域振興快速道路の早期完了が必要。中山間地域の生き残りがかかっている。何故なら高速道路まで30分かかるというのは問題。せめて15分程で行けないと困る。
・どこに住んでいても、どこにでも行けるようにするため道路整備は必要。

◇道路事業の効率化・必要性について
・山間部に道路を通す際に、最初から2車線を造るとなると時間がかかるが、ある程度局部的に線形等を直すなど、メリハリのあるすすめ方になってもらえれば良い。
・地元の理解を早めに得ること。反対地権者に対しては、その親戚や懇意とする人を通じて理解を求めることなども必要。計画した道路は早く作るように。
・地元住民にメリットが得られる道路事業であるように。

◇冬期の道路について
・どうしても除雪をすれば路肩もそうだが車線幅が狭くなる。この対策として、予め広めに道路を整備して除雪スペースをつくるなどした方が良い。

◇日本風景街道等の地域との協働事業について
・住民の所得、経済等へつながり、地域住民が理解している必要がある。また、豊かで所得も安定するようになれば良い。(観光客の受け入れで道路が混んだり、ゴミが捨てられたり等で問題となり、逆効果となる場合がある。)

◇道路特定財源について
・道路を造るための財源なので、道路が完成されていない現状のまま他の目的に使うのはおかしい。他の目的に使うのであれば、他の目的の財源をつくれば良いし、道路整備の財源は新たに作れば良い。
・地方の道路整備は遅れているので、道路をつくるために特定財源は活用されるべき。