１　これまでの道路政策に関する改善点や効率化について
・「道づくり」は「街づくり」であり、高齢化社会や地方の過疎化対策として道路整備を推進する必要がある。また、道路は地震災害時のヘリポートとしても活用できるなど多目的な用途があり、視点を広げて道路整備を推進すべきである。

・現道拡幅事業は用地・補償費が高く、整備に長時間を要するなど無駄が多い。バイパス整備が効率的である。

・事業の効率化を図るために国や県などの行政の枠を越えて道路施策を検討する必要がある。


２　今後、取り組む道路施策の重点化について
・琵琶湖西岸断層の地震など緊急災害時の備えとして道路ネットワークの整備、渋滞対策としてバイパス整備やバス、ＬＲＴなどの公共交通機関の整備を優先的に行う必要がある。

・また、既存の道路空間の整備としては、歩道の整備やバリアフリー対策及び分かりやすい標識などの整備を優先的に行う必要がある。


３　その他
・地域高規格道路などで計画路線が打ち出されているが、必要性をチェックして整備方針を明確にする必要がある。