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氏 名所 属
御牧 平八郎 秋田経済同友会 代表幹事
秋田ヤナセ(株) 代表取締役社長

■ご意見の内容

・暫定税率の「暫定」という言葉の使い方は間違い。税率を維持したまま他の目的に使うのであれば、名称を変えて国民に説明する必要がある。明確に使い方を示すべき。
・国が緊急度、重要度を踏まえて、50年先、100年先を考えた根幹となる道路を国として均衡有る国土の発展を考え、造る必要がある。その中で10年、20年で何をするか実施計画を考えるべき。
・責任ある行政庁と識者(専門家)で道路整備の計画づくりを行うべきで、計画づくりには専門知識が必要。行政の先導できちんと整理することが重要。ただし、行政のやり方には縦割りの弊害も要注意。
・第三者の目で見ることが重要。様々な地域の事例との比較をしないと問題が見えてこない。
・外国の良い所は真似たほうが良い。例えばラウンドアバウトや道路標識への行き先の方角・上り下りの表示を導入した方がいいのではないか。また、道路は余裕をもって確保し、通常は1車線、緊急時は2車線で使える道路もあっていいのではないか。
・地域・国土に合わせた道路の規格とすべき。現在は雪が降るところと九州と同じ道路の構造(規格)をしている。
・秋田、東北地方の土地利用は、日本の大都市圏よりアメリカに近い型になる。それを踏まえると、高速道路を含む走行性の高い道路の整備は今後とも必要。
・秋田市の街中は見直しが必要。果断に行うべき。きちんと道路を整備することにより良い街ができる。電柱の地中化、主要交差点の立体化、ネットワークの連続性確保等も含め、ビジョンを持って道路整備を行う必要がある。
・道路整備は連続性を保つことが重要。秋田にも良い道路はいくつもあるが、連続性がないのが問題。連続性が無く単体であれば無駄、あるいはやりやすいところばかり整備していると見られてしまう。
・後世に残す品質が高い道路を造って欲しい。余裕をもって造る方が、長期的にはコスト削減となることもある。