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氏 名所 属
道 重幸 留萌観光連盟 会長

■ご意見の内容

・車だけの道路であってはダメ、歩行者、特に身障者に優しい道でなければならない。

・北海道は国鉄からJRになり廃線で鉄路が少ないため、道路がないと生活できない地域となった。安全で安心な道路整備を期待する。また、冬期に着目した整備計画を立てなければならない。

・東京の人も道北の冬を経験すれば良くわかるはず。冬は命をかけて生活をしている地域である。全国何処に住んでいても平等な権利がある。3次医療施設へは深川留萌自動車道が延びてきており近くはなってきているが、まだまだ整備不足である。また、日本の食料を支えてる方たちが基本的な生活を送れることが必要である。

・夏期の雑草は、景観を非常に阻害している。道路管理者だけに依存するのではなく、自治体、地域さらには国道のすぐ近くを走る JR等の協力があってより良い道路景観ができる。車から降りて楽しめる道路景観づくりに期待している。

・最近の観光はレンタカーでの移動がメインとなっている。夏ばかりでなく冬も観光客を迎え入れる道路の体制が必要だと思う。また、韓国・台湾等からの観光客が伸びている。標識を国際化して欲しい。

・管内の風力発電を融雪等に活用出来る技術開発を望む。

・道路改良も大切だが信号の工夫で対処出来る箇所もあると思う。道路・交通管理者の連携が必要。

・高規格幹線道網の整備は是非とも進めて頂きたい。高規格道路ばかりでなく、一般国道でも60km/hにこだわらず、70km/hに緩和できる区間は緩和すべきである。

・国道231号、232号は災害等で通行止めになると大変な迂回を強いられるので、是非とも代替路が欲しい。

・内北部は一端吹雪くと救急車の走行もままならない。救急車も走られない国道が国道と言えるのか疑問。

・都市部(札幌等)の道路上の工事の多さには驚く。渋滞の原因になっているのではないか。

・高規格道路の延伸で札幌までの時間が短縮され、留萌の住民も買い物等で随分札幌に日帰りで出かけている。留萌までの整備を早期に進め、もっと時間を短縮して欲しい。今後は短縮された時間を札幌方面にPRして週末には、留萌管内が観光客で賑わうように我々も努力していきたい。

・北海道は世帯当たりの車の台数も多く、距離も多く走るため、税金を多く払っている。北海道の道路に使う財源はもっと多くても良い。

・本州ではほとんどの県庁所在地が高規格道路で結ばれている。北海道は旭川・函館・帯広・釧路・稚内等が県庁所在地に該当すると思う。その間を整備する必要がある。

・社会資本整備において北海道は本州と比べ格差が大きく、企業の進出等では同じ土俵と考えられない。最低限の社会資本整備が必要である。