■道路整備の改善点
・都市間を結ぶ幹線道路整備の促進
　　高速道路整備の促進は大変重要であるが、同時に日常生活で多く利用する一般道の整備を行っていただきたい。
　　例えば、高速道路と並行して都市間を結ぶ国道(札幌−旭川間を結ぶ国道１２号等)における４車線化の促進やいわゆる都市内の生活道路と位置付けられている道路の整備についても重点的に行っていく必要があると考える。
・シーニックバイウェイ制度や環境対策の促進
　　特に北海道という土地柄(観光地、自然保護)、シーニックバイウェイ制度及び環境対策について、観光振興の観点からも今後ますます進めていただきたい。
・入札制度の透明化、コスト縮減、工事期間の短縮
昨今話題になっている、入札制度の透明化、コスト縮減、工事期間の短縮など、これまでの公共事業における無駄を減らすための改善には前向きに取り組んでいただきたい。

■道路施策の進め方
・観光の観点から、多様化する道路ユーザー(外国人観光客)へ対応した多言語表記の道路標識やナビゲーションシステムなどの整備・開発等を進めていただきたい。
・このような意見聴取を行う際には、これまでのように車を利用する道路ユーザーだけを意識するのではなく、普段車を利用しない歩行者や最近増えている自転車利用者など多様な視点に立った意見聴取を行った上で道路施策を策定し推進していく必要があると考える。