■道路政策に関する改善点
　特定財源は目的税であるので、一般財源化するのではなく、特に遅れている地方部の整備に当てて欲しい。
　
■道路政策の効率化に向けて重視すべきこと
　・ネットワークのつながっていない高速道路の整備

　医療機関へのアクセス、国防上の問題も含めて日本海沿岸のネットワークは重要である。
　ぶつ切りの整備はあまり好ましくないが、少ない車線数でも早期のネットワーク完成を望む。
　高速道路は道路に依存している地方部にとって、非常に有用である。
　過去にはナホトカ号座礁による重油流出事故でオイルフェンスを陸上輸送した事例もある。

　・大気汚染や騒音などへの環境対策
　・交通事故対策
　・渋滞対策
　　大型交通は生活交通と分離すべきである。環境面、安全面、渋滞対策で大きな効果が上がる。
　　高速道路の料金を割り引くことで大型車利用が増え、分離化が進む。
　　例：料金割引による中国自動車道への交通量転換

　・物流のための道路の整備
　　日本は島国だという危機感を持つべき。港や空港の機能を活かすネットワーク整備が重要。
■道路に関して無駄と感じること
　利用が少ないのに、基準に準拠するため幅員の広い道路

■その他
　道路だけに言えることではないが、地方ならではの工夫を凝らした整備を行うべきである。
　今までの路線整備も必要であるが、観光面を重視したネットワーク整備も重要である。