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氏 名所 属
元田 良孝 岩手県立大学 総合政策学科 教授

■ご意見の内容

【道路政策に関する改善点】
◇高規格道路に対して重点的に予算を配分するなど、迅速な整備を行いネットワークを形成する事に価値がある。

【道路政策に関する効率化】
◇都市内においては、量的整備から質的整備へシフトし、歩行者・自転車に対する整備を行う事が重要。そのためマネジメントが重要となる。
◇現在、日本の道路の景観は外国に比べると非常に劣っているため、電線地中化等、道路の質の向上が重要と考える。

【道路に関する無駄】
◇バイパス事業等よりも高規格道路の整備へのシフトが必要であり、政策上においても有料事業への償還等に税金をあてるなどし、現在の料金抵抗を減らし交通の転換を図る事が重要。

【優先度に関する問題への対応】
◇一刻も早い、歩行者と自転車の空間の分離が必要である。これは道路管理者として重要な課題でもある。
◇都市内における車の制限をするなどし、自家用車優先の政策から歩行者、自転車、公共交通機関優先への転換が必要である。

【特に留意すべき点】
◇自転車のメリットをもっと考慮しなければならない。インフラ整備においても車と歩行者を独立した存在として位置づけが重要である。