○これまでの道路政策に関して
・利用者が少ないのに贅沢な道路が整備されていることがあり無駄に感じる。また、雪が降る冬の時期は通れなくなる林道などがあるが、そんな道路をつくる必要があるのかと思ってしまう。林道や農道は国交省の所管ではないかもしれないが、垣根を越えて調整して整備するようにすべきでは。

・最近は少なくなってはいるが、１月頃に急に工事が始まって、３月に工事が完成するといったことが多いように感じる。予算消化のためかと疑問に思うことがある。


○今後の道路政策において
・京阪神や名古屋からでも但馬地域の観光地に気軽に来ることができるような広域ネットワークの整備をまず優先して整備してもらいたい。また、各観光地を周回できるような広域的な道路も併せて整備してもらいたい。例えば、但馬近辺では天橋立と出石や城崎と鳥取砂丘を結ぶような観光を活性化する道路を整備してもらいたい。

・景観を守りながら道路整備をしていってもらいたい。そのために道路整備と併せて電柱の地中化などを進めてもらいたい。

・目的にあわせて、すみ分けをはっきりさせて道路整備をしてもらいたい。例えば歩行者のための道路なのか、移動を重視した幹線道路なのか、など目的にあった道路をつくるようにしてもらいたい。


○道路政策全般に対するご意見、ご要望
・出石のような観光地では、休日の観光客が多い日などは規制して歩行者専用にするとか柔軟に対応するようなことをしてもらえないか。

・播但道が大雪でよく通行止めになる。積雪地域では雪に強い道路が必要であり、北近畿自動車道の整備にあたっては雪で通行止めにならないような道路にしてもらいたい。

・平成１６年の２３号台風のときに出石では救助活動をすべき消防署が先に冠水した。これでは防災どころの話ではないので、災害に強い道路整備をしてもらいたい。